マイホームの契約ブルーになりました。そして原因を整理したら解消しました。
はぁ~。
こんな高いローン抱えて大丈夫なんだろうか。。。
新築契約ブルー。
私もなりました。
大手ハウスメーカーで建てる人に多いのではないかと思います。
でも、こんな時わたしは不安なことを書き出して整理して考えるようにしています。
この記事は、その時の内容をまとめたものです。
尚、入念にライフプランを考えた上で住宅購入していることを前提にしています。
契約ブルーの原因
契約ブルーになる原因はローンの支払いに対する不安です。
そして、その不安を煽る要因は
わたしを取り巻く人の常識です。
その人達が持つ常識と、わたしが購入した住宅の金額との差を整理することで、契約ブルーは解消されました。
以下は、わたしを取り巻く人のタイプ別に、その人の持つ常識とのギャップを整理したものです。
世帯収入の違う人
我が家の世帯収入は約1400万円です。
地方のサラリーマン家庭としては結構ある方です。
私を取り巻く人の平均を予測すると恐らく
世帯年収400~800万程度
そこまで世帯年収に差があったら、
当然、住宅に対して許される予算も変わってきます。
ところが、私達もそんなに派手な生活をしてないので、友人たちは我が家の世帯年収が1千万を超えてるなどとは想像つかないと思います。
だからこそ、みんなが自分と同じ年収をベースに物事を考えるため、そこに常識のギャップが生まれます。
どっちが良いとか悪いでは無く、大前提として世帯収入が影響していると言う認識が大切です。
注文住宅の相場観が無い人
まだ、家を建てたことがない人、建売住宅を買った人に多いパターンです。
日常で目にする家の価格は、ローコスト住宅や、地元工務店の建売住宅がほとんど。
大手ハウスメーカーの注文住宅の価格を見る機会はありません。
つまり、誰もが注文住宅は建売よりちょっと高い1500万~2000万くらい(建物のみ)という、想像の範囲でしか分かりません。
大手ハウスメーカーの注文住宅の価格なんて、本気で建てようと思った人じゃないと知り得ないものです。
住宅の違いがわからない人
「軽自動車もポルシェ911も同じ車。
あんな金出してポルシェ買う人の気持がわからない。」
って考えるのと同じです。
確かに、住むための家を所有したいというだけなら、2000万円台の建売でも5000万の注文住宅も満たしてくれる要望は一緒なので、当然安い方を選びます。
でも、4000万~5000万の注文住宅を建てる人って、
2000万円の建売では満たせないものを満たそうとしている
はずなんです。
それは目に見えない性能を求めていたり、社会的なステータスだったり、高い意匠性だったり。
その違いが自分の中で明確になっていれば、誰に何を言われても2000万じゃわたしの欲しい家は買えないってことがはっきりします。
人生予算の振り方が違う人
同じ生涯年収だったとしても、予算の振り方が違えば当然住宅購入の金額の感覚も違います。
毎年何回も海外旅行に行く人、クルマにお金をかける人、お酒やタバコにお金をかける人、子供の教育にお金をかける人などなど。
1日に1箱タバコを吸う人は1箱400円とすると、年間で約144,000円を使っています。これを住宅ローンの期間、35年に換算すると5,040,000万円です。
つまり、タバコを吸わない人は数人より500万円高い家を買っても人生予算は変わらないんです。
参考:2017年「全国たばこ喫煙者率調査」
タバコにお金をかけるのが良くないというつもりはありません。
大事なのは、
「これにお金をかけることが自分にとっての幸せなんだ。」
という自分の中の確固たる価値観をイメージできればいいんだと思います。
まとめ
わたしたちは想像以上に周りから影響を受けています。
その影響は良いものもあれば、不安な気持ちにさせられることもあります。
そんな時、自分と周りの人との間には物事を考える基準の違いがあることを認識できると不安が解消されていきます。