植栽は自分でやったら安かった。知識や経験が無くても大丈夫だったなんて・・・。

2018年12月25日

我が家は外構もまとめてダイワハウスにお願いしました。

我が家のテラスに植えたイロハモミジ
我が家のテラスに植えたイロハモミジ

植栽だけは自分でやろうか迷いましたが、植物のことがよくわからないので最初はプロにお願いしたほうが安心だと考えたからです。

ところが最近、もう1本木を植えたいと思い植木屋さんに行くと、イメージしてた樹形のシマトネリコがあったので購入して自分で植えました。

そして感じたのは

「全部自分でやればよかった」

ということです。

そう思った理由をまとめておきます。

自分でやったほうが安い

ダイワハウスとは別に2つの業者にも見積もりを出してもらっていたので、それぞれの見積もりからシマトネリコ1本分にかかる金額を比較してみました。

依頼先 植物 人件費 合計
ダイワハウス 18000円(2.5m) 4000円 22000円
外構業者A 16000円(2.0m) 4800円 20800円
外構業者B

26000円(2.5m)

6000円 32000円
自分

18000円(3.0m)

(約4時間) 18000円

※人件費は植栽全体の金額に占める造園工費の割合で算出しています。

当然ですが、

自分でやるのが一番安いです。

私の場合、

大型の庭木屋さんに行く → シマトネリコを購入 → 無料の軽トラを借りて家に運ぶ → 軽トラを返す → 家に帰る → 穴を掘る → 木を植える

という流れでトータル4時間程度でした。

慣れていないのと、穴を掘る時に石がたくさん出てきたので時間がかかりました。

私は1人でできましたが、1.5m超えの樹木になると女性1人ではきついと思います。

さて、ここで考えなければいけないのは、

2000円~4000円安くするために、自分の時間や労力を使う価値があるのか?

ということです。

以下に続きます。

自分で買いに行かないと樹形が選べない

私が一番に感じたメリットは、

自分で買って植えると樹形が選べる

ということです。

「株立の2.5mのシマトネリコ」と言っても、幹の本数や太さ、樹形などが違うと全く別のものかと思うほど見た目が変わります。

私は駐車場脇の狭いスペースにシマトネリコを植えたかったので、幹がまっすぐまとまって伸びていて人の頭がぶつからない高さあたりで枝が広がる樹形を探していました。

そして、ひょんな事で樹木専門店に足を運んだらドンピシャの樹形が見つかったんです。

思い描いていたな樹形のシマトネリコ
思い描いていたな樹形のシマトネリコ

正に探し求めていた樹形でした。

全て業者任せにする場合でも、大型の樹木専門店に一度足を運んでみることをオススメします。

愛着が違う

結構苦労して植えたということもありますが、やっぱり見て気に入って買ってきてるので愛着が湧きます。

植物なので、今後もどんどん形を変えていきますが、新築のうちにある程度理想の形でいてくれるのはありがたいです。

専門知識はいらなかった

私は特に植物を育てた経験はありませんでした。

今回やってみて樹木は花や家庭菜園ほど難しくないということが分かりました。

手間のかからないとされている庭木は、あまり神経質にならなくても、穴を掘って植えるだけでぐんぐん根を下ろして育っていってくれます。

植栽は住み始めてからも楽しめる

間取り設計やインテリアの色決めで大変ながらも楽しんでいた日々には終わりが来ます。

引っ越して住み始めてからの日々も楽しかったですが、住んで半年が経ってみると結構いろいろなものが普通になっていきます。

でも、植栽は毎日新しい表情を見せてくれるので、これからも長く楽しませてくれるんだなぁ~と感じました。

そういう意味で、設計段階から植栽についてもっと入念に計画するべきだったと、ちょっとだけ後悔しています。

毎日変化を楽しめるテラスのイロハモミジ
毎日変化を楽しめるテラスのイロハモミジ

植える作業などは業者さんにお願いするとしても、植栽を施主支給すれば自分で樹形を確認できそうですね。