新築時の外構工事のタイミングは早いほど良いです
外構工事のタイミングや業者選びは施主ごとに考え方が分かれるものです。
私が実際に外構工事をどうするか悩んでいたときのメモと、我が家の周りの家の実情も踏まえ、現在の考えをまとめておきます。
外構工事のタイミング別のメリットデメリット
外構工事をするタイミングは大きく分けて3つです。
- 入居前
- 入居直後
- 1年以上先(資金が貯まってから)
我が家は入居前に外構工事を終えました。
引越し後、1年ほど経ちましたが同じ分譲地を見渡してみると外構工事をしていない家が2軒ほどあり、結構目立っています。
外構をどうするかは施主自信の自由ですが、少し考える範囲を広げてみるといろいろなメリットデメリットが見えてきます。
入居前に外構工事を済ませる
○ たとえ別業者でもハウスメーカーとの連携が取りやすい
○ 予算を組みやすい(ローンに入れられる)
✕ アプローチや植栽スペースのサイズ感がつかみにくい
入居直後(3ヶ月以内)に外構工事を行う
○ 敷地のイメージが具体的でプランが立てやすい
✕ 別業者だと連携の問題で家の基礎や配管に傷を付ける恐れがある
✕ 雨が降るたびに家が汚れる(マットなどを敷いておく?)
家のプランと同時進行していても、別業者に依頼する場合はどうしても入居後になってしまうケースもあります。
これはハウスメーカーの責任部分が完全に終了してからじゃないと、何かあったときの切り分けが面倒になるからです。
また、クルマがある場合は工事中の駐車スペースの確保も必要になるので、地域によってはかなり無駄なコストアップになります。
資金が貯まってから外構工事を計画する
○ 敷地のイメージが具体的でプランが立てやすい
✕ 水はけが悪いことで家の劣化を早めてしまう
✕ 土地の状態が悪化すると外構工事の時に余計な費用がかかる
✕ 資金計画の甘さを詮索される
✕ 景観、防犯面など周りへの迷惑になる
土地の状態が変化するのはかなりレアケースですが、家もクルマも長期間汚れる環境にあるのは、せっかく新築に引っ越したのにもったいない気がします。
また、家が新築なのに外構工事をしない状態は結構目立つので、近隣の方から資金計画に無理があったのではないかと余計な詮索をされがちです。
また、大型の分譲地の場合、新しくてキレイな町並みを求めて購入してくる方も多いです。
そんな中で1年以上外構に手を付けないでいると街の景観を損ねていることになり、極端に考えると土地全体の価値を下げている事になります。
また、防犯面でも自宅はもちろん周りにも悪い影響を与えてしまいます。
実際は施主の勝手ではあるのですが、長く住んでいく以上周りに与える影響に意識を向けていくことはとても大切なことだと思います。
外構業者のほうが高い場合もある
私も外構工事は別業者で安く上げたいと考えて後回しにしようかと思いましたが、3社に見積もりを取った結果、我が家の場合はすべてダイワハウスにお願いすることで安くなりました。
我が家は目隠し壁のタイルを家に使っているものと同じものを使いました。
このタイルが結構定価が高いものなのですが、ハウスメーカーは大量に仕入れられるので割引率が高く、トータルで見るとハウスメーカー経由で外構をお願いしたほうが安くなりました。(レアケースだと思いますが)
植栽については以下の記事でもまとめている通り、自分で買って植えても面白いし、作業を楽しめる方なら単純に安上がりです。
まとめ
外構工事のタイミングについてはよほどの理由がない限り早いほうがメリットが大きいです。
また、外構は別業者に依頼したほうが安くあがる、ということを一度疑ってみたほうが良いと思いました。