軒の出が90cm出なかった!間取り決めの前に考えておくべきだった~。
我が家の軒の出は約75cmです。
でも本当は90cm出したかったんです。
外壁をずっとキレイに保ちたいし、インセットウィンドウを使っているのでフラットなサッシより雨に対して弱いんじゃないかと思っていたからです。(実際そんなこと無いって営業さんはいいますが)
図面に夢中になりすぎて軒のことを忘れていた
最終的に75cmになってしまった理由は
軒を90cm出したら土地の境界を超えてしまうから
です。
つまり、どうしても軒を90cm出したいと思っていたら、間取りを決める段階から家を少し小さく作っておかなくちゃいけなかったんです。
ちなみにこれは私がマイホームデザイナーで作った図面です。
大和ハウスは尺モジュールなので、図面の1マスは910mmです。
上の図面を見ると、90cmの軒出せるじゃんって思うのですが、外壁の厚さが算入されていないので実際はもっとパツパツになります。
更に、地震で揺れた時を想定すると、隣家の軒との間もある程度余裕を見ておかなければいけません。
最終的に75cmに落ち着けたから良かったですが、これが30cmとかだったら大失敗です。
軒のサイズの話は最後の方に出てくるので、土地いっぱいに間取り図を書いている人は一度軒のサイズも確認しておいたほうが良いです。
90cmと75cmの混在も可能だったけどしなかった
ちなみに軒の出は各面で変えることもできるので、我が家の場合は上の図面で言う下と右は90cm出すこともできました。
しかし、軒天に段差ができる部分がデザイン的にかっこ悪いのと、耐久性のためにも構造はできる限りシンプルにしておきたかったので全方面同じ75cmにしました。
75cmでも十分雨を防いでくれている
風で斜めに降ってくる雨を防ぐための軒を考えたら90cmでも足りないかもしれませんが、あまり風が強くない日ならそこそこの雨を防いでくれています。
下の写真は弱い風の日でしたが、2階の軒のおかげで1階のアプローチのところまで雨を防いでる様子です。
2階の軒で1階の壁まで守るのは難しいことですが、75cmでもそこそこの範囲をカバーできているようでホッとしました。
今プラン作成中の人は、間取り作成の段階で建物と土地の境界との間にどんなものが入るのかを確認しておくことをおすすめします。
十分なアプローチの幅が取れなかったり、エネファームを置いたら通り抜けできなくなったなどということがないように。