27畳のLDKに23畳用エアコン1台で大丈夫!でも床暖房を使うのがおすすめです。
我が家のLDKはスタディーコーナーとリビング階段も合わせて全体で約27畳あります。
この空間にエアコンを1台付けています。
取り付けたエアコンはこちら
三菱霧ヶ峰のXシリーズです。
畳数のめやすに
冷房:20~30畳
暖房:19~23畳
と書いてあると「19~30畳の部屋で使用できる」と勘違いをしてしまいがちですが、ちょっと違います。
正しくは冷房でいうと
「木造平屋南向き(和室)の場合が20畳」
「鉄筋マンション南向き中間層(洋室)が30畳」
という意味です。
ダイワハウスのXEVOΣの場合、鉄筋マンション中間層よりちょっと劣るぐらいと考えるのが妥当だと思います。
そう考えると上記の冷房は全く問題ありませんが、暖房はもしかすると性能が足りない?という不安がよぎります。
夏と冬に分けて実際の使い心地をまとめておきます。
夏は十分すぎる性能!間取りのせいもあるかも?
私が住んでいる地域は夏になるとテレビの天気予報でもピックアップされるほど最高気温を記録する地域です。
今年も40度近い日を何度か過ごしましたが、設定温度26度くらいでも余裕で涼しくなりました。
どちらかというとエアコンは冷房のほうが得意なのもあると思いますが、それに加えて我が家は直射日光がほとんど入らない作りにしているので余計に涼しく過ごせたのだと思います。
冬はエアコンだけだと結構ギリギリかも?
私が住む地域は冬は何度かものすごい雪が降ることがありますが気温は0度からマイナス5度くらいを行き来しています。
エアコンの設定温度は高くても25度くらいです。
0度を下回るような日はエアコンだけでは足元が寒いです。
でもこれはエアコンを大きくしたり、2台にすれば解決する問題ではありません。
温まった空気はどうしても上に行くので、どんなに部屋を温めても足もとは一番冷たい空気が流れています。
我が家のようなリビング階段がある場合はどんなに空気を温めても上に逃げていくので、エアコンの性能だけでカバーしようとするのは非常にコスパが悪いです。
そうなることも見越して我が家はリビングとダイニングに床暖房を入れています。
エアコンの設定温度を少し落としても床暖房を付けているとそれだけで十分温まります。
温まった空気が上に行くということと、足元が温かいのは体感的にも暖かさを感じやすい(足湯で温まっちゃうくらい)ので床暖房は非常に効率のいい暖房システムだと思います。
正直、この広さのLDKに床暖房無かったらきついです。
まとめ:エアコンだけで解決しようとするのは非効率
夏の暑さに対してはエアコンに勝る冷房効率の設備はありませんので、十分な畳数のエアコンを入れましょう。
一方、
暖房についてはどんなに頑張ってもエアコンだけでカバーするのは非効率です。
我が家はリビング階段の上に引き戸を付けて冷気が流れ込むコールドドラフト対策をしていますが、完全にドアのないリビング階段を付けている家は暖房効率はもっと悪くなります。
床暖房や、ホットカーペットなど空気を温めること意外の方法で暖房効率を上げることを目指したほうが良いと思います。
または、サーキュレーターやシーリングファンなどを使って温まって上に上がった温かい空気を下に流すような仕組みを作るのも良いかもしれません。
余談
我が家のエアコンは三菱霧ヶ峰ですが、正確にはダイワハウスのカタログでMSZ-JXV7117Sという型番のエアコンです。(2018年版のカタログ)
三菱霧ヶ峰のダイワハウス専用モデルということです。
ダイワハウスの営業さんの話によると、ヤマダ電機やビックカメラのような家電量販店とは中のモーターなどの部品がちょっと違うというようなことを言っていました。
ハウスメーカーが扱うものだから短期間で壊れるようなものは保証の関係で面倒だから少しお金をかけてでも信頼性の高い部品を使うというのは納得が行きます。
でも正直、家電量販店のエアコンで十分だと思いました。
恐らく性能は変わりませんし、家電量販店ならもう少し安くて長期の保証が付きますから。