ダイワハウスXEVOΣで家を建てた記録 in 2018

新築時に3匹の猫と暮らすことを考えてやった間取り設計と家具選び

猫と暮らす間取り設計と家具選び

我が家には3匹の猫がいます。

今まで2回の引っ越しを一緒にしてきましたが、猫と暮らす楽しさと同時に、難しさも味わってきました。
8年以上に渡る猫との暮らしの中で「こんな家だったらいいな」ってことを今回の家づくりに取り入れました。

同じように猫と暮らす注文住宅をお考えの方の参考になれば幸いです。

大前提として、今後一生猫達がいるとは限らない

ちょっと悲しい話ではありますが、
ずっと猫と暮らす人生が続くとは限りません。

だから、猫のための階段とか、猫が通れる穴とか、人間だけになった時に虚しくなるようなものはできるだけ作らないようにしました。

これ、子供も同じですよね。
子供と暮らすのも、もしかすると15年程度。
だから、猫や子供に合わせすぎる間取りは避けました。

猫のトイレスペース

ネットの情報を参考にしていると、廊下の階段下スペースに猫のトイレスペースを作っているのを見かけます。
いいな~と思ったのですが、我が家はリビング階段。
しかも、猫が自由に廊下やリビングを行き来できるわけではないので、LDKの中にトイレスペースを設置しなければいけません。

そこで考えたのはこのエリア。

猫のトイレスペースの取り方図面

パースで見るとこんな感じ。

猫のトイレスペースの取り方パース

スタディコーナーの下の奥を階段下まで彫り込んでトイレスペースにしました。
更に専用の換気扇もつけました。

砂やシートの交換のときは潜り込む必要がありますが、図面グリッドで言う1マス分(内寸で80cm×80cm)のスペースがあるので結構広いです。

いつか、ネコがいなくなったときにも、不格好にならない形だと思います。

ソファの生地は猫に強いラムース一択

猫を飼う上で一番の難点はソファです。
すでに2個のソファを買い替え、新しい方もぼろぼろです。

ラムースが使えるソファーブランドは色々ありますが、お手頃価格で洗濯可能なフルカバーリングソファとなると、
「NOYES」
「FLANNEL SOFA」
の2択になりました。

それぞれのショールーム訪問記も興味があれば御覧ください。
安くてオシャレな国産オーダーソファ「NOYES」を見てきました。

格安オーダーソファ「FLANNEL SOFA」の青山ショールームに行ってきました。

NOYESのラムースのソファ

「FLANNEL SOFA」はラムースじゃないけど、違うメーカーの人工スエードを使えるので、ほぼ同性能と見ていいと思います。

グレードの高い生地なので、その分価格も高くなってしまうのが悩みどころですが、ネットで2年使用後の画像を掲載している方がいて、そのソファを見る限りほぼ無傷。
絶対ラムースじゃん!!
と思いました。

生地サンプルを取り寄せて、家の猫の爪を差し込んで見ましたが、本当に爪が入りませんでした。

ダイニングチェアは板座

我が家がチョイスしたダイニングテーブルセットは、ハーグのダイニングテーブルセットです。

ネコに強い ハーグ ダイニングテーブルセット

ダイニングテーブルセット自体にはいろいろこだわりがあり、それをかなりの割合で満たしてくれているのがこの商品でした。
しかも安い!!

ネコ対応という部分では
座面が板であるところ
です。

布だと絶対バリバリにするし、カリモクのダイニングチェアはラムースが使えるので候補ではあったのですが、ダイニングに関しては少し節約したかったので諦めました。

このハーグダイニングテーブルセット。板座ですが、お尻の形に彫り込んであるので座り心地が凄く良い!
ベンチもV字になっていて、座ってみてびっくりの安定感でした。

カリモクのチェアも素晴らしい座り心地だったけど、ダイニングにそんなに長い時間座ってないだろうなと思い、板座オンリーで探してたどり着きました。

猫の毛がつかない&爪が刺さらないカーテン

今まで普通のドレープカーテンを使っていたのですが、どうしても裾の方に毛がたくさんついてしまっていました。

掃除機をかけても取れないくらい絡みついてると思いきや、開け閉めする度にちらちらと床に落ちてきたりして常に猫の毛を撒き散らすカーテンになっていました。

我家の猫は基本的にはLDKにずっといることになります。
だからLDKの窓は
ロールスクリーンと縦型ブラインドオンリー
です。
生地も爪が入りにくそうな硬めのものを選びました。

猫の毛が散らかっても掃除しやすい設計

掃除機をかけて

「はぁ~スッキリした!」

と思ったのもつかの間。
どこからか大きな毛の塊がフワフワと出てきたりします。

一番の鬼門はテレビボードの下。
この部分はコンセント類もあるので掃除機で完全に取りきるが難しい。

だから我が家は壁掛けテレビにして、配線を壁内にまわしてテレビボードを無くしました。
(まぁ、猫のためだけにここまでやったわけじゃありませんが・・・)

掃除のし易い壁掛けテレビ&壁内配線

壁掛けにする追加料金は10万円に満たないくらいだったので、テレビボードを買わなくて済む分、もう少し負担は軽くなると思います。

壁内配線は新築時にしかやるチャンスが無いので十分検討の価値があると思います。

まとめ

壁紙とか、木の建具や家具も爪の傷がつくかもしれませんが、そのへんはある程度諦めてます。

お客さんが来た時に、不快にならない程度の対策を重点的に考えた結果でした。

他に何かいいアイデアがあればコメント欄で教えてください。