我が家はリビングのテレビを壁掛けにしました。
更に壁内配線で、ソファー裏のニッチまでHDMIケーブルを回しています。
これが我が家のリビング。
オレンジの線が、壁内に隠れている配線のルートです。
ソファの後ろに
このニッチがあります。
今設置してるのは前の家から持ってきた、ブルーレイプレイヤーとプライベートビエラのチューナーです。
テレビ側、ニッチ側の端子構成
壁内に通しているのはHDMIケーブル2本です。
実際に壁についている端子は
テレビ側
- 地デジアンテナ
- LAN × 1 (ルーターから)
- 電源 × 4
- HDMI × 2 (ニッチ側へ)
ニッチ側
- 地デジアンテナ
- LAN × 1 (ルーターから)
- 電源 × 2
- HDMI × 2 (テレビ側へ)
最初はダイワハウスの現場監督に
「HDMIのメス端子は無い」
なんて言われたんですが
「そんなわけない!」
とググった結果を見せて取り寄せてもらいました。
HDMIの端子は「壁 HDMI メス」でググると色々な商品が出てきます。
もっとシンプルなデザインのものもあったのでは・・・と思いましたが、見えなくなる部分なので気にしません。
壁掛けテレビ&壁内配線のメリットとデメリット
メリット
- シンプル
- 掃除が楽
- ディスクの入れ替えが楽
デメリット
- お金がかかる
- 壁内のケーブルトラブル時は対応が大変
以降、メリットデメリットについての詳細が続きます。
最大のメリットは掃除がメチャクチャ楽になること
我が家は猫が3匹います。
そして3歳の息子が一人。
前の家ではテレビボードの下は子供のおもちゃと猫の毛の集合場所となっていました。
しかもケーブルがいっぱいあるから掃除もしにくい。
だから、今回の家づくりでは掃除のしやすい設計にもこだわりました。
壁掛けテレビ&壁内配線にしてみて、実際、掃除がめちゃくちゃ楽です。
ソファーの下は若干手間がかかりますが、ここは複雑なケーブルなどはないので許容範囲です。
テレビボード8万円、壁内配線なら12万円
最初はテレビボードを置くことも検討してみたのですが、それなりにいいやつ買おうと思うと8万円とかしちゃうんですよね。
実際、私が壁掛け&壁内配線にしたことでかかったお金は
テレビの壁掛け金具も合わせて12万円くらい
です。
少し高くはなるものの、掃除のストレスや、子供がぶつかるリスクなんかを考えれば全然ペイできちゃう投資だと思います。
何より、新築時だから安くキレイにできる。
新築時っていう
一生に一度しか無い、超レアなタイミング
です。
12万円でキレイにできるチャンスは今回が最後です。
ケーブルトラブルは気にしないことにした
壁内配線の場合、ケーブルにトラブルがあった場合が大変です。
でも、以下の理由で気にしないことにしています。
- HDMIケーブルを8年くらい使ってるけどトラブルが起きたことがない
- トラブル起きてもケーブルを差し替えればOK
- 最悪、HDMIを無線で飛ばせる機器を使う
- 最悪の最悪、直接つないでテレビの下に置く
- そして、HDMIとのお付き合いはそう長くない気がする
8年間も使ってて経験したことのないトラブルを想定してやめるにはもったいないくらいメリットだらけなので、トラブルのことはまず気にしていません。
また、今後はどんどん無線化されてテレビと機器をケーブルでつなぐという仕組み自体がどんどん無くなっていくと思います。
現在のHDMIの必要性と今後
今回の家造りのタイミングで残っていたHDMIの必要性は
- 子供の教材DVDを見る
- ジブリのDVDを見る
- もう少ししたらプレステとかやるかも
くらいです。
ピクサーのアニメや映画なんかは全部動画配信サービスで解決できるので、LANがあれば十分です。
今やテレビにもアプリを入れられる時代です。
テレビに何かを接続しなければいけないというモノはどんどん減っていくでしょう。
今後はどんなサービスもテレビがネットに繋がる状況だけ作っておけば大丈夫だと考えています。
壁掛けテレビの注意点
壁掛けテレビにする場合、デザイン重視で考えると、できる限りテレビが飛び出さないようにしたくなります。
でも、
テレビと壁の間を12cmくらい開けておいたほうがいいです。
我が家はだいたい10cm弱のスペースがあります。
でも、これ、何かとギリギリです。
使っていたAmazon Fire TV Stickがギリギリでした。
こうなるとテレビを外してからじゃないと抜き差しができません。
別に延長コードみたいなものを使えばなんとかなるんですが、それでも、もう1~2cmの余裕があると、他のケーブルの操作も楽だな~と感じました。
テレビ自体を前後に動かせる壁掛け金具もあるようですが、可動部分が多いと故障するリスクも高いと思い、今回は採用しませんでした。
でも、今思うとそういうの便利だなーと思います。
我が家は43インチの小さなテレビなので、私が膝と片手でテレビを支えながらケーブルを抜き差しできますが、これ以上大きいとそれはできません。
大きいテレビを掛ける方は可動する金具をおすすめします。
壁掛けテレビを取り付ける高さは103cm
ネットで調べたり業者さんに聞くと、テレビの中心を床から100cmの高さにするのが基準のようです。
ちなみに我が家は、中心は103cm位になる高さに設置しました。
我が家の場合、テレビの後ろに横80cm×縦40cmの大判のタイルを張っているのですが、このタイルの切りの良いところに、壁掛け金具を付けるように指定しました。
その結果、テレビの中心が103cmくらい。
実際座面の高さが43cmのソファに座って見ると、ちょっと高いかな?って感じるくらいです。
考えてみれば今まで高さ45cmくらいのテレビボードを使ってたんだから、高く感じるのは当然です。
ソファからテレビまでの距離も結構ある方なので、1ヶ月ほど経った今はほとんど気になりません。
まとめ
壁掛けテレビは最高に快適です。
時代とともにテレビの周辺機器がドンドン無線化したり、ネット配信サービスが充実してきたので、昔みたいに敷居の高いものではなくなってきたと思います。
今新築を考えていて、このページをここまで見てくださった方には、ぜひやっていただきたいです。
もっと大きいテレビをかけたくなっちゃうなぁ~。