当然バルコニーに屋根はつけるでしょ。
と思ってた矢先、奥さんが
「屋根がない方が日光が当たるから洗濯物が乾きやすいよね?」
と当然のことを聞いてきました。
そういえば屋根のないバルコニーの家もあるなぁ~と思い、一応納得の行く答えにたどり着いておこうと考えてみました。
考えるポイントは
- 直射日光の速乾&殺菌パワーを取るか
- 急な雨への安心感&デザイン性を取るか
です。
直射日光の殺菌作用は無視していいレベルかも?
太陽光に含まれる紫外線に殺菌作用があることは事実です。
でも紫外線はとても遮られやすいから、厚手の洗濯物だと本当に表面部分に効果があるだけです。
薄手の洗濯物なんてすぐに乾くので、菌を心配する必要はありません。
そもそも、なぜ菌を気にするのかと言えば、ニオイの元になるからです。
半乾きのニオイがしないようにするには紫外線で殺菌するのではなく、早く乾かすことを考えたほうが良さそうです。
つまり、
直射日光の殺菌効果は無視してOK。
直射日光で早く乾くありがたみを感じるチャンスは少ない
さて、直射日光で早く乾くと気持ちいい感覚は凄く良く分かります。
でも、それをちゃんと味わえるのって休みの日に洗濯して、短時間で取り込んだ場合です。
我が家の場合、なかなかこの気持ちよさを感じる機会が無いな~と思いました。
その理由は、
- 共働きだから日中干しても取り込むのは夕方だから
- 休日に干しても、出かけることが多いから結局取り込むのは夕方
めったに味わえることがない、直射日光による速乾のためにバルコニーに屋根を付けないという選択は出来ないなぁ。
日光が当たっていないと本当に早く乾かないのか?
直射日光が当たってる部分が素早く乾くのは経験からも納得が行きますが、直射日光が当たってないから乾かない、という経験もあまりありません。
私の経験上、直射日光による温度上昇よりも、「風」のほうが大事な気がします。
だって、冬の乾いた空気の室内で扇風機を当てれば、大抵の洗濯物は臭うこともなく乾きますもん。(家族3人の2日分の洗濯物を10畳の部屋で干す場合です)
そう考えると、屋根付きバルコニーでサーキュレーターを回すコンセントなんか付けたら最強なんじゃないでしょうか?(多分やらないけど・・・)
屋根が無いことのデメリット
屋根が無い場合
- 夏場は夕方の雨をいつも気にしなくちゃいけない。
- 急な雨で洗濯のやり直しになる。
- 取り込むのが遅れる度に、衣類の劣化が進む。
- バルコニーが汚れやすい。
というデメリットがあります。
共働きの私達にとっては、大きいデメリットです。
屋根をつけることによってお金はかかりますが、そのお金が出せないならバルコニー自体要らないってくらい、屋根なしバルコニーは私達にとって使い物にならないことがわかりました。
もし専業主婦の家庭だったら話は変わってくるかもしれませんね。
バルコニーの屋根はデザインに与える影響が大きい
バルコニーの屋根があると、その部分は軒が大きく見えるので、奥行きのあるデザインになります。
見た目に立体感が増すとそれだけでかっこよく見えるのは、家も人の顔も同じなんでしょうか?
我が家のパースでも比べてみました。
バルコニー屋根無し | バルコニー屋根有り |
---|---|
バルコニー有り前提で進めてきてるので当然のように屋根があったほうがバランスが良いです。
まとめ
上でも書きましたが、専業主婦の家庭だったら屋根なしもメリットが大きいかもしれませんね。
素早く乾けば気持ちいいし、日中に数回洗濯することもできる。
私たちは屋根を付けましたが、どうしても直射日光が欲しい時は、駐車場とか庭を使えばいいので、もはや屋根を付けない理由はゼロです。