年収1千万で5千万の家が買えるのか?その答えの見つけ方
この記事は、理想の家を建てたいけど住宅ローンに不安を持つ人に読んでいただきたいです。
年収や家の予算は違っても考え方としては共有できるものがたくさんあると思います。
現在の家族構成と収入は以下の通りです。
夫(年収1100万)
妻(時短勤務で年収200万)
子供(2歳)
世帯収入1300万(2017年は会社も好調だったのでプラス150万くらいありました)
収入と住宅の購入金額の関係については、ネットでもいろいろと情報がありますが、年収1千万の人が5千万の家を買えるかどうかは、
買える人もいるし、買えない人もいる。
というのが答えになります。
ここでは、自分自身が買えるのかどうかを判断するための方法について、私の考えをまとめました。
ライフプランを作成する
ここで言うライフプランとは人生におけるお金の計画です。
食費、光熱費、教育費、住宅ローン、自動車ローン、娯楽費など
今後あなたが送りたいと思う人生に必要な予算を計算していきます。
ネット上のサービスでも便利なものはありますし、自分自身でエクセルなどで作ることも出来ます。場合によってはファイナンシャルプランナーの方に相談してみるのもいいかもしれません。
私は以前、終身保険に加入する際にファイナンシャルプランナーの方のアドバイスをいただいたことがありますが、一度経験しておくと自分自身で考える時にスムーズに取り組めます。
ネットのサービスで片付けてはいけないが、やってみるべき
簡単なアンケートに答えることで自動でライフプランを算出してくれるサービスはたくさんあります。
私もいくつか試して参考にしました。
実際にシミュレーションした結果一覧は別の記事で紹介しています。
やってみて思ったのは、結果に対して実感が湧かないということです。
ほぼ同じ条件でシミュレーションしても、サービスごとに結果が大きく違う上に、どんなシミュレーションをしてくれているのか詳細は分かりません。
最終的にはExcelを使ってライフプランを作成したのですが、ネット上のサービスを使ったことは完全に無駄ではなく、必要項目の洗い出しや、全体的な貯蓄推移の参考程度にはなります。
自作Excelライフプランであらゆるパターンをシミュレーション
実際に私が作成したエクセルをダウンロード出来るようにしておきました。
Excelでライフプランを作ると
子供を私立大学に入れた場合どうなるか?
妻の専業主婦期間をパートに切り替えたらどうなるか?
など、瞬時にグラフに反映出来るので
「次の子供が双子だったら」
という問題に対し
「妻のパート期間をフル勤務にしてクルマの購入インターバルをもう少し広げれば対応できるぞ」と対策までシミュレーションすることが出来ます。
私の場合、一般サラリーマンに比べたら年収は高い方ですが、安定感は若干劣るので将来的に年収が上がり続ける保証はありませんし、年収が落ち込む可能性もあります。
そんな時にどうすればいいのかをエクセルを見ながら考えることが出来ます。
このExcelを作ってかれこれ10日程
安心はやって来ないってことを理解する
ネット上のサービスやエクセルのシミュレーションを一通り終えても安心はやって来ません。
それは人生は、10年後はおろか、3年後でさえ予定通りに行くかなんて分からないからです。
30代に入っている人なら、その感覚が理解できるのではないでしょうか?
実際に私の今の状況を3年前に予想できていたかと言えば「NO」です。
もちろん、そうなったらいいなを目指して来ているので、ある意味では予想していたのですが、何が起きてもこうなっていたという確信が持てる未来ではありませんでした。
そんな人生に対して、30年後、50年後の予想を立てようとするライフプランなんて、ただの精神安定剤でしか無いような気もしてしまいます(元も子もない・・・)
とにかく自分の中でスッキリすることを目指す
自分で作ったライフプランを元に妻ともいろいろと話し合いました。
こうなったらフルタイムで働こうとか
こうなったら旅行の回数を減らそうとか
今考えうるパターンに対して対処方を考えて妻と共有することでかなりスッキリとしました。
いっその事、3000万くらいの家にすれば余裕なんじゃないか?
とも話しましたが、3000万の予算では理想の家が建たないことは、何度も住宅購入にチャレンジしてきた私たちには分かりきっていました。
そんな家ならずっと賃貸でいい。。。
家を買うなら5000万円は絶対にかかることを確認できた。
現状のままなら返済は余裕。
予測しうる自体に対しては対処をシミュレーションできた。
夫婦で考え方を共有できた。
この4つができたことで「スッキリ」がやってきました。
他の人の意見を求めたら
「え?その年収でその家?大丈夫?」
「教育費の見積り甘くない?」
「親の介護は?」
「娯楽費それだけ?」
って言われるかもしれない。
それでも大丈夫なくらいスッキリすること。
それがライフプランを作る目的です。
決めたらポジティブな方向だけを目指す
ライフプランの作成では、考えうるネガティブな状況をシミュレーションしてきましたが、スッキリして決断できたら、後はポジティブに考え方を変えていくべきです。
テレビでお笑い芸人がよく言う
「ちょっとキツイ家賃のマンションに住むと売れる」
っていう言葉。
ハングリー精神を失わないために自分を追い込む必要があるって言うことなんです。
私自身もある程度稼げるようになってからハングリー精神みたいなものが無くなっていたのには気付いていました。
ここから更に自分を成長させて行くには
- 絶対手に入れたい物がある
- 力になってあげたい誰かがいる
- やらなきゃマズイ
と言った「欲」が必要です。
「時間的な自由が欲しい」の一途でここまで来て、1番はある程度手に入ったし、
2番はその誰かが見つからない。(強いて言えば子供かな?)
となると、3番!
今回これに自分を追い込むことで新しい自分が生まれていくんじゃないかと思っています。
(世の中のサラリーマンは結構このタイプが多いのかな??)
会社でも、新たな売上目標を掲げ、みんなもそれに賛同してくれました。
新しい目標に対して行動も変わっています。
当然結果も変わってくるでしょう。
今となってはワクワクで一杯で、家も建つし、仕事も今後更に伸びていく兆しです。
掘り返せば不安は出てくるものだけど、ライフプランのエクセルと向き合った10日間に全て考えたはずなので、それを掘り返すだけ無駄です。
ライフプラン作ってみてください。
以下からExcelダウンロードできるので、年収と住宅の価格で迷ってるならぜひ、あなたのライフプランを作ってみてください。