ダイワハウスXEVOΣで家を建てた記録 in 2018

ロースタイルリビング設計の注意点

我が家はダイワハウスのXEVOΣで建て、リビングは1段下がったロースタイルリビングを採用しました。

半年ちょっと住んで感じたロースタイルリビングのデメリットや設計上の注意点をまとめておきます。

リビングスペースは少し大きめに作る必要がある

我が家のリビングを図面で見ると以下のようになっています。

ロースタイルリビングに必要になるロススペース

上の図で緑色のエリアは段差のある動線になるので、通常の動線よりも余裕を持っておく必要があります。

目安としては段差の周り50cmくらい。もちろんこのスペースに家具を置くのは危険です。

また、黄色のエリアは基礎の立ち上がりが出っ張ります。

つまり実際の床面積はこの出っ張りの分削られることになります。

ロースタイルリビングにすることで通常なら考えなくても良い余白やロスを考える必要が出てきます。

これを考えずに設計してしまうと、狭苦しい空間になってしまうので注意が必要です。

階段の踏面は大きく作る

これはロースタイルリビングに降りる部分の階段です。

この階段の足を乗せる面(踏面)の大きさをたっぷり取った方がいいです。

ここが小さいと登るときは気になりませんが、降りるときに踏み外す不安を抱えることになってしまいます。

私のオススメは奥行き40cmです。

これなら普通の大人なら通常の歩幅でストレス無く上り下りができます。

我が家の場合私が身長170cm、妻が158cmなので40cmちょうどいい感じ。

これ以上あると妻は段差に乗せた次の1歩が大変になる気がします。

 

ロースタイルリビング内の壁は床と別の色にする

私は子供が寝た後など、一人で映画を見たりするときはリビングを結構暗くします。

そんな明かりが少ないときに段差を認識しやすくするように、床と壁の色は差をつけました。

生活してみると、地味にこれが一番重要だったんじゃないかと思うポイントです。

まとめ

生活動線に段差ができたり、ルンバが使えないなどデメリットもあるロースタイルリビングですが、それを上回る素晴らしさがあります。

段差のあるリビングは危険も不便もあるけど最高です。

みなさんの素敵なロースタイルリビング設計の参考になれば幸いです。