贅沢三昧やりつくして建物だけで3500万円を使った私ですが、住みはじめて2ヶ月半が経ち、オシャレな家のために必要だったものと必要なかったものが分かってきました。
壁掛けテレビも、タイル張りの壁も、高級床材もやったことに後悔はありません。
でもこれから家を建てる方が最高効率でオシャレさを目指す際の参考になればと思い、今の私の考えをまとめておきます。
誰かにオシャレと言われないとどんどん冷めていく
自分だけがオシャレだと信じていれば、毎日ニヤニヤしていられると思ったらそうでもありませんでした。
オシャレなタイルだなー!と思って使った玄関のアイストップもテレビの裏の壁のタイルも日に日に普通になってきています。
しかし、先日遊びに来た友達に「このタイルめちゃくちゃオシャレだね!」と言われたのをきっかけに、私の目の鮮度が回復しました。
つまり、オシャレであるためには誰かにオシャレだと評価され続けないといけないんです。
いや、もちろん、誰も言ってくれなくても自分の中での満足感はありますよ。でもそこにかかった金額も一緒に考えると複雑な気持ちになったりもします。
こだわったところほど気付いてもらえない
ところが、タイルや床材、ニッチなどの細かいギミックに気づいてくれるのはごく限られた人だけです。
注文住宅を建てたことがある人で、インテリアに興味がある人です。
自分でプランニングしてる最中はドンドン知識が深まっていくので、予算の限界までこだわり尽くすことになってしまいますが、そのほとんどは誰にも気づいてもらえないものになる可能性が高いです。
じゃぁ、何ならオシャレさに気づいてもらいやすいのか?
照明にこだわるのが最高効率
わたしがこだわり抜いた我が家を見渡し、
「これは無くてもオシャレって言ってもらえるな~。」
「これも無くても大丈夫だなぁ~。」
と消去法で見ていった時、オシャレさを保つ最後のポイントは照明でした。
ダウンライトだけでアパートや注文住宅と明確な差を簡単に出せる
人がオシャレに感じるのは、その人が見慣れてるものを少し飛び出したものを見た時です。
アパートやごく普通の建売住宅にある1室1灯のシーリングライトは誰にとっても普通です。
だから、ダウンライトだけで構成した空間はオシャレに写ります。
シンプルな空間も照明ひとつで表情を変えられる
壁も天井も真っ白でシンプルなインテリアを置いた家を想定した場合、1灯だけのシーリングライトと数灯のダウンライトを比較したら、そのオシャレさには雲泥の差が出ます。
逆に、モデルハウス並みにインテリアにこだわった部屋でもシーリングライトにした途端、昔ちょっとお金があったおじいさんの家のようになります。
照明はお金がかかりにくい
ダウンライトは1灯3000円~5000円くらいです。
ダイワハウスの標準仕様でついていたシーリングライトは20000円でした。
そう考えるとシーリングライト1灯とダウンライト4~6灯ではモノの価格自体は同じです。(配線工事費用が若干上がります)
お金のかかるタイルや床材、インテリアに比べると照明はお金をかけずにいろんな事ができるし、その効果が大きいのでとにかくコスパがいいです。
実用性も考えて構成しましょう
ダウンライトはちょっとオレンジっぽい電球色が一般的です。
普段の生活には問題ありませんが、お子さんが勉強する時などはもっと白い明かりのほうが見やすいです。
また、集光型のダウンライトの下では紙類が反射して文字が読みにくくなるケースもあります。
スイッチを分けたり、調光スイッチを入れてシーン分けできるようにしておくべきです。